先日、職業訓練校でWebサイト制作を学んだという、Nさんが来てくださいました。
職業訓練校で教えてくれるWeb制作は、HTML&CSSでの制作だったとのこと。
HTMLとは
Webの文書構造を指定する言語。
コンピューターが文書の構造を理解できるように、各要素に目じるしをつけます。
見出しや段落、画像などのさまざまな要素をHTMLタグを利用して文書構造を記していきます。
CSSとは
文書のレイアウトや装飾などの見た目を指定するための言語。
HTML文書の特定の場所を指定して色や大きさを変えたり、表示位置を指定することができます。
HTML&CSSはWeb制作の基本ですので、今後の財産になりますね。
Nさんは、訓練校を間もなくご卒業されるということで、お母様がやっているピアノ教室のホームページをHTML&CSSで作成されたそうです。
今回のお悩みは
「サーバーに、作成したファイルをアップしないといけないけれど、FFFTP(データをアップするソフト)が途中で止まってしまうので、すべてのファイルがアップできない」
ということでした。
私も以前はHTMLでサイト作成をしていたのですが、それは10年くらい昔のこと…。
なので、古ーい記憶をたどりながらのサポートとなりました。
FFFTPソフトでのアップロード
Nさんは「データをどこにアップロードすればホームページが表示されるのか?」というイメージがまだ曖昧でいらっしゃいました。(今までは、仮想サーバーのようなところにアップロードされていたみたいです。)
というわけでサーバーもレンタルされていなかったので、
ご一緒にサーバーを契約し、アップロードする場所を確保した上で、FFFTPを使ってアップロードをしました。
「確かに、FFFTPはよく途中で止まっていたなあ…」
と昔のことを思い返しながら、zoomで一緒に作業すること5分。
わりとすんなりアップロードはできたのですが、今度は表示されたサイトのリンク切れが多く、トップから他ページのボタンをクリックすると「404エラー」がいくつも出てしまうということが起こりました。
ページ内リンクの設定とか、メニューのリンク設定を見直していただき、アップロードし直すというのを何回か繰り返し、すべてのページが表示されるようにはなったのですが、
今度はレスポンシブ設定のレイアウトが崩れてしまい、スマホでうまく表示されない…。
といろいろ問題が💦💦
今はなんとか、正常に表示されるようになりました。
今回、HTML&CSSのアップロードをお手伝いして、あらためてWordPressの便利さを実感しました。
HTML&CSSってページを増やすにも、他のファイルをすべて書き換えないといけないので、大変ですね。
Nさんも、
「やっと表示できたのですが、やっぱりいずれWordPressに移行したいです…」
とおっしゃっていました。
HTML&CSSだと修正も大変ですし、サイトを作った人か専門知識のある人しか触れなくなってしまいますよね。
WordPressであれば、HTML&CSSより格段に簡単なので、
ピアノの先生であるお母様も、ブログを書いたり簡単な修正もしていただけると思います。
というわけでNさんには、
HTML&CSSの知識を生かしていただきながら、WordPressの素敵なサイトができるよう、今後もサポートさせていただきます😊
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